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着物着付け教室つたえ
ー石田節子流ー
着物着付けに必要な小物をご紹介いたします。
腰紐
腰紐は、着物を着るとき、形を整え着くずれないように、見えないところに締める紐です。腰のあたりで締めると、胃のまわりを締め付けないので、らくちんです。
素材は、メリンス、絹、合繊とあります。
基本は1本だけ使います。
コーリンベルト
両端にクリップが付いているゴム製のベルトです。
下前と上前の衿を止めて胸元を固定します。
ベルトは、背中に回しますので、胸元を押さえずらくちんです。
伊達締め
伊達締めは、伊達巻きの改良品で、昭和2年ごろより使われるようになりました。
襟元を抑え、着崩れを防ぐための幅狭い単帯です。
長襦袢のうえに1本だけ使います。
正絹の博多織が通気性、絞め心地ともよく、おすすめです。
帯板
前帯にシワができないように帯の間に入れる薄い板です。両端にゴムが付いている物は、帯を巻く前にゴムを背中に回し止めます。伸縮があるので、帯が絞まりすぎません。
半衿
長襦袢の襟元につける汚れ防止と、刺繍や染めなど美しく、装飾を兼ねている布です。また、着物の色と肌の色のバランスをとっている場合もあります。
季節によって使い分けます。
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